2025/2/7、新江ノ島水族館に行ってきた。
近いと行かないものである。水族館が道路の反対側から海辺へ移転して以降、初訪問であった。
海岸にあるので浜辺がすぐそこ。屋外の通路なども多いので、冬場は上着を着たまま見学する感じである。



バレンタイン間近ということで、入ってすぐのところにグラスワインに生きたクラゲが入っている展示があった。
深海生物をフィーチャーしている時期でもあったのだが、見るところの窓が小さくてとても見づらい。まあ、暗いところであまり動かない生き物なので、小さい水槽に分けて光が入りづらいようにしているのだろうけど。


江ノ島水族館といえば、日本ではクラゲ飼育・展示のパイオニアである。
…だがしかし、加茂水族館を見てきた身としては、いまいち物足りなかった。うーん、新しい展示のほうが勝ちってことだろうか。(過去記事:山形 加茂水族館・海里)


クリオネの水槽を動画で撮ってみた。
というのも、静止画だとなんかうまく撮れなくて。小さくてかなり動き回っているので、こいつの写真を撮るのは難しい。プロってすごい。
イルカのショウってあまり好きじゃないけど、ちょうど時間だったので見に行ってみた。いまどきは、イルカに随分配慮しているみたいで、無理矢理感はあまりかなった。
イルカってすごく高くジャンプするんだね、あれ、水槽の枠を飛び越えようと思ったらできそうだね。高く飛ぶところは写真に収められなかったけど。
江の島の見えるイルカショウ会場は、風が吹き込んでかなり寒かった。平日だけど結構席が埋まっていた。


水族館で一番好きなのは、やはり大水槽かな。ここでは、ダイバーが水中カメラで特定の魚をアップする「フィンズ」というイベントをやっている。水槽の外側に解説係がいて、水槽の中のダイバーとお話しながら、ダイバーが水中カメラで魚を追うのだ。その映像が水槽脇のテレビに映っている。


大水槽は、基本的に相模湾にいる魚。サメもエイもいる。やっぱサメはフォトジェニックだ。




ダイオウゾクムシもいた。実物見るの初めて、かな。
エノスイグソクムシという新種も展示されていた。といっても相模湾の生き物ではなく、メキシコで採取したものらしい。学名にはエノスイは入ってなくてBathynomus yucatanensis だそうだ。プロがみても見た目でなかなか区別できないらしい。


ネコザメは底にいてあまり動かない。ウミガメは大小いろいろなのがいた。


そのほか、水辺の生き物ということで、定番のペンギン、カワウソ、カピパラなどがいた。昔はラッコだったが導入が難しくなったので、今はカワウソなのかな。



午後、時間が進むに連れ、どんどん人が増えてきて、カフェで買ってみようと思っていた亀のメロンパンが売り切れていたし、飲食物を売っているエリアが混んできたので、何も食べないで帰途についた。
館内にはベンチが結構あったので、ぼーっと水槽を見ていたい、浜辺を眺めたいといった人にはいいかも。まあ、アベックや学校の集団なども結構来るので、ゆっくりできる時間帯は限られているかも知れないけど。