長崎の目当ては恐竜博物館と軍艦島だけだったが、それだけだと時間が余る。もう一つの目的地を探していいたら、ペンギン水族館なるものがあることを知った。ペンギン、会いたいじゃないかー。ということで、軍艦島観光のあとにペンギン水族館へ行くことにした。
訪問日:2023/5/20
ペンギン水族館もバスで行くしか無い。行きは「ペンギン水族館前」というバス停があるのだが、帰りのバス停が結構謎、「ペンギン水族館前」というバス停発が見つからないのだ。検索してみると時間によって「日見公園前」というのと「網場道」というバス停が提示される。よくわからないので帰りに考えることにした。
バスに乗ること30分、ペンギン水族館のバス停から館までの間はビオトープになっていた。
水族館のゆるキャラらしきペンギンがあまり好みでない。Suicaのペンギンのがかわいいじゃん。
まずは地元の魚が沢山泳ぐ水槽。かなり丁寧に案内板がついている。たくさん泳いでいるやつはヨコスジフエダイというらしい。…だがしかし、わたくしは魚は食べないので、あまり興味が…。
大きなナマズがいた。初めて見る。タイにいるのか。 ←こういうのは興味があったりする
ペンギンは亜南極のペンギンと温帯のペンギンのコーナーに別れていた。亜南極チームは室内飼育だ。気温のコントロールが必要なんだろう。温帯チームは室外プールだった。
亜南極チームにいたのはキングペンギン、ヒゲペンギン、ジェンツーペンギン、キタイワトビペンギン、ミナミイワトビペンギン。イワトビペンギンに北と南があるとは知らなかった。ヒゲとジェンツーはアデリーペンギン属だそうだ。
飼育員さんが水を撒いて床掃除していた。ペンギン、鳥だもんね。どこでもうんちだもんね。
ペンギンのすみかの解説や幼体と成体の比較図などがある。餌やりも公開。
コガタペンギンはオーストラリア・ニュージーランドあたりに住んでいて、小さいけど子供じゃなくてオトナなんだそうだ。小さいだけじゃなくてぷっくりしているのでやっぱ子供っぽく見えちゃう。
温帯のフンボルトペンギン属は、よく似ていて区別がつきづらい。フンボルトペンギンは南米西岸のフンボルト海流(寒流)がくるあたりに、マゼランペンギンはその名のとおり南米の南、マゼラン海峡あたりに、ケープペンギンはアフリカの南端のケープ岬周辺にいるらしい。
…おっと、マゼランペンギンの写真を撮っていなかったようだ(^^;
動き回るペンギンを眺めていたら、歩きながらプリっとするやつ、泳ぎながプリっとするやつとかいて、ほんと排泄に関してはフリーダム。鳥、恐るべし。こんな調子ではすぐ汚れてしまうだろう、水の入れ替えも大変そうだ。
ペンギンを堪能したらミュージアムショップ。ペンギンのハンカチが欲しかったのだが、気に入ったデザインのものがなかったので、長崎観光地ハンカチを買った。
帰りのバス停は「日見公園前」。長崎駅に戻る方向の「ペンギン水族館前」というバス停はなく、「日見公園前」に行けという看板があった。そういうことなのか。
帰り道、長崎って農業の匂いがしないなと思った。畑はあるにはあるのだが、他の地方に行ったときのように温室!とか、棚田!とか、そういうもの目につかない。
最終日に寄った歴史民俗資料館に地勢図があり、やはり農業用地はとても少ないと知った。なるほど。
長崎、恐竜と軍艦島とペンギン以外興味はなかったのだが、行ったら行ったでいろいろ興味が湧いてきた。機会があればまた行ってみたいと思う。皿うどんも食べたいし。