吉野千本桜 1日目

おでかけ

ダラダラ旅行記、吉野千本桜ハイクツアー、1日目(2023年4月2日)

「千本桜」という響きは歌などでお馴染みだ。だがしかし、見たことはない。ので、見てみたいと思った。
直前にいろいろ調べて、吉野の桜はシロヤマザクラだと知った。他にも色々な種類があるらしいが、見分けつくのだろうか。
奥千本のほうが開花が遅いのだが、そこにあるのはそもそも開花が遅い種類がメインらしい。
吉野山の歴史関係で、役行者とか、西行とか、太閤の花見とか、今更知った。

今回もツアーだけど、名古屋駅集合プランにしてみた。団体行動は減らしたい。帰りに味噌煮込みうどんも食べたいし。昨年は、希望していた日程が催行中止になってしまって、日にちをずらすこともできず、行かれなかった。今年は催行になってほっとした。
新横浜駅で崎陽軒の神奈川弁当を買おうとしたが、「本日は入荷無し」になっていた。なんでー? 仕方ないので「おべんとう春」を買った。鰆は食べられないのだけど(単なる好き嫌い)。
スタバの隣のおにぎり屋が結構な列だった。
ホームのお弁当屋の方が品数がある場合もあるのだが、この日は崎陽軒のお弁当はほぼ売り切れ。改札外で買っておいてよかった。

筍ご飯がモチモチしておいしかった。しっかり食べたので、昼はテキトーでも大丈夫。ドライブインでの自由昼食になるそうだ。
新幹線の女子率高い。この人たちは日帰りなんだろうか、宿泊旅行なんだろうか。
富士山が上だけ見えた。

名古屋、早めに着いた。ツアーの人と合流。げ、ハイク初心者コースのはずだが、みなさん装備が本格的、身軽。そして全員揃っても10人に満たない。え、こんな人数でも催行してくれることがあるんだ。
名古屋駅からは中型バス。中型といってもマイクロバスとかじゃないので、ものすごい悠々スペース。

10:06 名古屋駅発。
伊勢湾岸自動車道を行く。海っぽいと思ったら海だった。
木曽川と長良川の間の遊園地はナガシマスパーランド

名阪関ドライブイン、11:30 到着予定が、ちょっと早く11時ちょっと過ぎに到着。昼食をとって11:50発予定。
フードコート席は売店の弁当やベーカリーのパンでもよかったけど、うどんの気分だった。なんの変哲もない海老天うどんを食べた。
チケットを買って席でできるのを待っていたら、どっと団体がキタ。たちまち相席。到着、ちょっと早めで助かった。

ぴよりんのガチャがあって思わず回してみた。抹茶ぴよりんが出た。
あとで、名古屋駅のお土産コーナーで見たら、ぴよりんマスコット、この倍の値段だったので、もう一回回してもよかったかも。

喫茶コーナーのウインナーコーヒー、そこそこ美味しかった。日本のカジュアルなコーヒーのレベル、上がってるね。

11:46出発、早めにバスに戻ってよかった、わりとみなさん、行動が早い。

吉野山付近は混んでるかもしれないからと、途中の道の駅針テラスでトイレ休憩、バイクがいっぱいいた。
ここはトイレだけで12:27発

宇陀市あたりから桜が白い。ヤマザクラ?

道中、行程の案内があった。今日はバスは吉野山観光駐車場に停まる。明日は如意輪寺近くの駐車場に停まる。今日のおすすめは吉水神社までの往復。
事前にいくつかの吉野山観光マップを印刷しておいたのだけど、ツアーで配られたやつがわかりやすかった。
吉野山 みてあるき (PDF)
せっかくなので、下のハイキングコースと七曲りに行ってみたい。吉野山滞在は約時間なので、吉水神社まで40分位で着けたら、下の道行ってみようかな。

吉野山 下千本・中千本

13:52バス駐車場到着、集合16:00

吉野山は、要塞にもなったようだ。「大橋」は鎌倉時代の護良親王の挙兵に関係するそうだ。

黒門あたりからは、桜を見に来たのに人混みすごい、桜見えない。土産物見にきたみたい。伊勢神宮のおかげ横丁みたい。
勝手神社は消失してしまっているそうだ。再建寄付のお願いの看板が立っていた。

とりあえず吉水神社へ。神社へは下って上る。ここの狛犬は普通にお座りしていた。


期待していなかったのだが、”一目千本”が圧巻だった。


自分はいままで植物音痴で、ソメイヨシノとオオシマザクラと八重桜くらいしか見たことなくて、今年になって近所に河津桜と寒緋桜を見に行ったくらい。吉野山のいろいろな桜の種類は判別できない。花の色もいろいろだし、樹形もいろいろだ。

太閤の花見本陣は拝観料600円かかる。外からみた。

吉水神社の脇から、とんでもない山道をくだって下の道へ。山の斜面を下る道なのだが、ここで転んだら致命傷っていうくらい凄いダンダラ道。力の入れ方を誤って滑らないようにと、緊張する。

桜は近くに生えていない。たまに林の切れ目に見える。そびえ立つ針葉樹の林が続く。杉なのか桧なのか、よくわからない。(あとで調べたら葉っぱがツンツンしているのが杉、平べったいのが桧だそうだが…)

吉水神社から七曲りの下まで1時間かからなかった。
七曲りを上るところ、桜が結構いい感じだった。葉桜も結構あるのだが、花の饗宴といった感じ。

駐車場まで戻ってきて、桜ソフトクリーム食べた。ひとくちめは桜感あったけど、なんかすぐ忘れた。

天気がそこそこ良くてよかった。
バスには10分前に戻ったのに自分が一番最後だった。15:50発

前の週に痛くて心配していた左足の裏、今のところ問題ない。

橿原神宮

16:35着、1時間、

ガイドあり。高千穂のときよりコンパクトなガイディングレシーバーを渡された。

ガイドさんの話のメモ(聞き違いがあるかも)

明示23年に、記念碑作りたい人が建白して神社にした。
京都御所の賢所を移築して本殿とした。
昭和15年に境内の拡張や植樹などがなされた。
鳥居はカナダのヒノキで建て替えた。
外拝殿の背後に見えるのは畝傍山、江戸時代は薪で丸坊主だった。明治に御領地になって木が生えた。
屋根についている丸太3つの印は経の巻(きょうのまき)。あの部分を獅子口という。
屋根の下の飾りは懸魚(げぎょ)。火事よけ。

敷地内中に玉砂利。玉砂利の上をあるき続けると体力が削がれる。

深田池はちらっと見ただけ。その日もオオバンとヒドリガモが元気だった。

17:35発

宿泊先はルートイン橋本駅前。橋本市って和歌山県だった、初和歌山!。18:30予定が、道路は混んでなくて18:20到着。

夕飯は苦手なものが多すぎで、豚肉の陶板蒸しくらいしか食べられなかったけど、それがおいしかったからOK。

”大浴場”は洗い場が4つしかなく「大」ではなかったが、足伸ばして温まれたのでよしとしよう。

すごい坂を登ったり下ったりしたからか、骨盤まわりがミシミシする。

二日目に続く