高千穂 その8 高千穂峡

おでかけ

ダラダラ旅行記、高千穂ツアー3日目(2023年3月12日)、続き

高千穂自然道

阿蘇の3回の噴火でできた地形で、ブラタモリでやってて、柱状節理とか滝とか楽しみだった。

高千穂自然道を行く。第3大橋駐車場から入って下っていく。まず槍飛橋へ。柱状節理だらけで、峡谷の水面が見えて、一人で興奮しまくり。

「槍飛橋」は槍を使って峡谷を飛んだとかいう話しだったような(ガイドさんの説明、忘れた。ぐぐったら戦国時代の話しだった)。このあたりが一番川幅が狭いらしい。

槍飛橋から滝見台へ向かう道がまだ通行止めだった。昨年の台風で遊歩道があちこちやられて、だいぶ復旧したけどまだ全部じゃないんだそうだ。

滝見台から、真名井の滝と峡谷。ボート乗りたいけど、予約待ちが凄いらしい。「真名井」というのは全国あちこちにあるが、ここの真名井の滝は、天孫降臨したときに「水種を移した水」が流れ出ているとされているらしい。ブラタモリによると、噴火による堆積の間の隙間から流れ出ている水、ということだったと思う。

おのころ池近くにピンクの花が咲いていた(種類不明)。おのころ池には鯉と鴨とチョウザメがいた。

お昼は千穂の家で食べた。神楽の前の夕食も「千穂の家」だった。姉妹店だそうだ。ここの鶏南蛮は唐揚げ風でジューシーだった。蒸したお蕎麦もおいしかった。
出店の日向夏ソフト、すっきりしていてとてもおいしかった。うむ、腹いっぱい。

高千穂峡は学生や外国人で賑わっていた。西洋人も東洋人もいた。誰が見ても絶景ってわかりやすいよね。

くしふる神社

天孫降臨の地の一つが「くしふる峰」でそれが御神体だったそうだ。今の御祭神は瓊瓊杵命(ににぎのみこと)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、天太玉命(あめのふとたまのみこと)、経津主命(ふつぬしのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)

瓊瓊杵命以外は誰? って感じですが、

  • 天児屋根命は、天岩戸の前で祝詞を上げた人
  • 天太玉命は、天岩戸にしめ縄をつけてアマテラスが戻れないようにした人
  • 経津主命は香取神宮の御祭神で、出雲の国譲りのときに登場する
  • 武甕槌命は鹿島神宮の御祭神で、同じく出雲の国譲りのときに登場する

くしふる神社には、土俵がある。武甕槌命と建御名方命(たけみなかたのみこと)のちから比べが相撲のルーツということなんだそうだ。

高天原遥拝所へ向かう。地上に降り立った神々が、遠い高天原を拝んだ場所ということらしい。
このあたりで一番高いところなので、スマホのコンパスで高度を確認したら400mくらいだった。…低い。このあたりがくしふる峰ということらしいのだが、随分低いところに降り立ったということか。

四皇子峰(しおうじがみね)という、神武天皇とその兄弟の生誕の地、という記念碑があった。これも諸説あるうちの一箇所ということだろうか。

高千穂あたりは棚田が多い感じ。

この後、天岩戸神社へ