Peru7 マチュピチュ〜クスコ

おでかけ
サクサイワマン

だらだら旅行記、ナスカとマチュピチュを巡る10日間のツアー(2024年9月24日〜10月3日)、その7。

クスコへ

朝食は6時だったが、ホテルを出るのは8時過ぎなのでわりとゆったりできた。

朝食のビュッフェは混んでいた。カップが足りないとか、ティーバッグがなくなっているとか、オペレーションが大変そうだった。
フルーツはやたらスイカが出ていた。ジュースも赤いのはスイカジュース。

今日も遺跡行きのバス待ちは長い列。駅に行くにはお土産アーケードを通る。お土産屋はアルパカ推しみたいだ。

駅は待合室でちょっと待ってから、往路と同じ青い列車に乗る。

今回は、車内販売でホットのコカ茶10ソル。往路のインカコーラと同じ値段だ。ティーバッグにはMate de Cocaと書いてあってコカ茶なのかマテ茶なのか謎、と思っていたのだが、あとで調べたらMate de Cocaは「コカのハーブティー」っていう意味らしい。ということはコカ茶だということだ。いわゆるマテ茶はコカの葉ではなく別のハーブを使っているらしかった。

オリャンタイタンボ駅には11時半頃に到着。定刻より30分遅れくらい。駅の外には乗り合いタクシー(多分)の客引きがすごかった。我々は、往路と同じドライバーの車でクスコへ向かう。

道はしばらく線路沿いを進む。鉄道そのものはクスコまでいっているのだが、我々も含め多くのツアーは途中のオリャンタイタンボ駅から利用するらしかった。

途中、崖の上にキャビンがあった。カプセルホテルだそうだ。「スカイロッジ アドベンチャー スイート(Skylodge Adventure Suites)」というらしい。眺めはいいとは思うが、たどり着くまでが大変そうだ。

お昼はビュッフェレストラン、一人でケナーやサンポーニャを奏でるパフォーマーがいた。
レストランの入口には土産物を並べて子どものアルパカと一緒に座っているおばちゃんがいた。

往路は高山病気味で景色を見ているゆとりがなかったのだが、復路は大丈夫。クスコのまわりの山にも人が住んでいる。すごいな、ニンゲン。

今回のツアーで一番高いところ、3800m。アルパカが草をはんでいた。

スマホのスクリーンショット

クスコで観光

クスコでは、まず郊外のサクサイワマンの遺跡を見る。巨石の石積み、でかい、でかすぎる! ひとつ2トンくらいあるそうだ。こんなものをどうやって運んで、どうやって積み上げたのか。しかも隙間がない。

ここはピューピュー風邪が吹いていて少し寒かった。21℃、湿度32%。

観光目的で連れてこられたアルパカがいた。そっちのほう、6億年前の石灰岩だそうだ。もうちょっと近づいて見たかったが、高地なので走って団体から外れて見に行くわけにもいかず、諦めた。

サクサワイマンの石は、スペイン人が教会を立てるのに使っちゃったりしたんだそうだ。

この近くに、ブラジルのまねっこみたいな白いキリスト像があって、クスコの街を見下ろしていた。

市内に降りて、往路にも見たアルマス広場をうろついたり、町中の建物の石積みを眺めたり。
ひらがなで「きんたろう」と書いてある白い建物は日本料理屋だそうだ。

クスコの観光地は結構、警備員だか警察官だかの姿をよく見かけた。

町中には屋台が結構出ている。土産物を売っていたり、食べ物を売っていたり。
町中の石積み、インカ時代のもののほうがきっちりしている。

お買い物タイム、日本人ツアー御用達のお店で自分用にマラスの塩を買った。当初は自分用には買うつもりなかったのだが、マチュピチュのホテルのビュッフェでちょっとつまんで舐めてみたらすごく美味しかったので、欲しくなったのだった。

お店の横に井戸があってまだ水があった。でも使われてないみたい。
木に赤い実が生っているのでなにかと思ったらトマトだそうだ。甘いトマトだそうだ。

一度ホテルにチェックイン。部屋の鍵のキーホルダーがやたらデカかった。

夕食のレストランはアルマス広場にあり、元旅行会社の添乗員の人が現地の人と結婚して開いたお店だそうだ。なんか料理が凝っている。

ビールの飲み比べが人気だったが、ブラックレモネードにしてみた。黒いのは墨だそうだ。
なんとここでクイ(モルモット)を食べることができた。一切れだったのだが、なんか鶏っぽかった。

アルマス広場の夜景、背後の山の住宅地にも明かりが灯ってとても綺麗だった。

その8に続く