Peru2 リマ〜パラカス

だらだら旅行記、ナスカとマチュピチュを巡る10日間のツアー（2024年9月24日〜10月3日）、その２。

ミラフローレス地区へ

リマの空港から大型バスでパラカスに移動。その前にちょっとだけリマ観光をする。
現地ガイドさんは日系三世、日本にいたこともあるらしい。語彙も気配りもばっちりな方だった。

バスの中で、ペルーの情報を教えてもらう。

あと、海外旅行あるある注意事項で、置き引き・スリ注意。添乗員さんから、斜めがけバックの上から上着を着てバッグを覆うようにというご指導が入る。

道路はものすごく渋滞している。クラクションもすごい。こんな大型バスでそこを縫って走る運転手さん、すごい。工事中の地下鉄ができたら少しはましになるのだろうか。
空港近くの街中は信号よりロータリーが多い感じ。信号があっても交通整理の人が出ていたりする。

赤と白のシールを貼っている車が…、ペルーの国旗ってこと？
海岸と高台の間の崖は、ネットが張ってあるだけ。日本だったらコンクリートやブロックで固めるところを…。大丈夫なのか？　ペルーは地震が多いのでむしろ固めないほうが被害が小さくて済むのか？

8時頃、ミラフローレス地区のKISSしている男女の像がある公園へ。「恋人たちの公園」というらしい。スペインのグエル公園を真似たタイル張りのベンチがある。犬の散歩をしている人がとても多い。そういう時間帯なのか？
霧雨みたいなのが降ったり止んだりしていて、20℃くらいで肌寒かった。

市場に行く途中、ワカ・プクヤーナ（Huaca Pucllana）を通りかかった。インカより前の古代アンデス文明のリマ文化のなにかだそうだ。日干しレンガでできていて、地震対策でレンガのあいだに隙間があるそうだ。
降りて間近で見たかったのだが、車窓から眺めただけだった。

市場

市場はアーケード街みたいなところだった。肉屋、魚屋、八百屋など。日用品キオスクではフルーツや豆や雑穀をバラで売っている。基本は量り売りなのかな。鶏は内臓の卵をさらして吊るされていたりする。魚屋では小さいサメも売っていた。

八百屋がすごい。いろいろな果物、いろいろな穀物が売っている。見たことの無いものも多いが、大根ぽいものもあったり。黒く見える紫とうもろこしは「チチャモラーダ」という飲み物にもなるやつだ。

チリモヤというのを八百屋の店頭でいただいた。その場で買ったものを切り分けてくれたのだ。緑で鱗っぽい模様がある。木に生る。このままでなにもつけずに食べて、ババロアのようでおいしかった。
黄色いのはペピーノという甘いきゅうりで、メロンぽかった。

この市場のトイレはチップ制で、1ソル。便座がなかった…。
手を洗うときに水の出し方がわからずとまどっていたら、近くの人が教えてくれた。そういえば空港のトイレで液体石鹸を出すのにとまどっていたらお掃除の人が教えてくれたし、ペルー人、かなり親切。

市場のあたりの街路に黄色い花を咲かせている気が結構あった。アカシアだそうだ。
このあたりは古い建物と新しいビルが混じっている。

パラカスへ

リマからパラカスに向かう道は、右手が海岸、左手が砂漠だ。砂漠と言っても、採石場っぽくなっているところが多い。たまに緑の農地になっているときもある。
そして、霧。乾燥地帯なのに霧。霧がでるってことは湿度があるってことだよね、湿度があるのに砂漠ってどういうことだろう。（このあたりのこと、後日NHKの番組のナスカ特集でやっていた）

お昼はカニェテ地区のEl Pilotoというレストランで食べた。
アボガドのサラダがケーキ風の盛り付けですごかった。メインはやきそばみたいなやつ。量が多くてギブアップする人続出。3色アイスはバニラ・イチゴ・ルクマだった。ルクマは…いまいち味がわからなかった。ちょっとチリモヤに似てたかも。

14時過ぎにパラカスのホテルに到着。な、なんかすごいリゾートホテルじゃん！

お部屋も広々。ホテルの部屋には湯沸かしポットとティーバックがあるのだけれど、紅茶でなくてハーブティーであることが多い。ここのはカモミール茶だった。

夕食時、追加料金かからないサービスだというので、ピスコサワーを飲んでみた。地元のピスコ酒（蒸留酒）のカクテルだ。柑橘系で飲みやすかった。

メインディッシュの写真がないのは…、魚料理で食べなかったから、かな。
さすがにこの日は疲れて、旅行メモを書こうとしていて寝落ちしてしまった。

ひとこと追加しておこう。ペルーは春だけど低地はハエとか虫が結構いる。部屋には「押すだけベープ」を撒いておいた。蚊対策なのだが、他の虫にも効くみたいだ。

ホテル：Sun Agustin Paracas

→その３に続く