野帳にペン差しをつけて旅行用の手帳にしよう。
…そう思ったのだが、ペン差しをつける方法で四苦八苦した話。
自分にとっての条件がいくつかある。
- ペンは加圧式油性ボールペン
- 水平面にではなく、縦にしたりいろいろな角度で書くことがあるので加圧式がよい
- 左利きでペン先の角度が右利きと違うため、加圧式が無難
- 水性インクは手が濡れていると滲んでしまうのでNG
- フリクションインクは、酷暑地域では消えてしまうおそれがあるのでNG
- 顔料インクのペンだと手帳の裏に滲んでしまうことがある
- ペンのキャップを落としてしまうことが無いように、ノック式がよい
- ペン差しは、手帳を閉じたときや開いて書くときにフラットになるやつ
- カバンの中でひっかからないように
- 書いているときに凹凸で邪魔にならないように
- 野帳カバーは透明で、野帳そのものの表紙がみえるやつ
- 表紙が可愛くて買ったので、表紙を活かしたい
普段は顔料インクのサインペンやフリクションを使っているのだが、室内で使う場合と野外では要求事項が違ってくるのだ。一番の問題は、加圧式ボールペンは太くて、手帳用ペン差しに入らないことがい多いということだ。
なぜ野帳かというと、…土産物として可愛いのが売っていたから。下図の知床のエゾクロテンとか、真ん中の福井恐竜博物館のとか。右はテスト用に買ったコクヨの恋する野帳、かわいいけどもう作ってないみたいだ。

左:リング手帳に挟むタイプのペン差し。カバーに貼り付けている
真ん中:マグネット式ペン差し。ホック式ほどではないが、書いているときに凸が気になる
右:ホック式ペン差し。書いているときにホックの凸が気になる
いろいろググって他の人のブログやらYouTubeやらを見たり、文房具屋の店頭を物色したり…。リング手帳に挟むタイプのペン差しはYouTubeで知った。マグネット式とホック式のペン差しは、粘着テープでカバーに貼り付けるタイプのもの。店頭でみつけた。
リング式手帳に挟むタイプは、店頭でもいくつかあったのだが、いずれも細くて加圧式ボールペンが収まらなかった。
結局、カウネットのヤチョーカバーにPlotterのPenholder with Lifterミニサイズを貼り付けることにした。



カウネットのヤチョーカバーは、たまたま野帳カバーの買い足しを検索していたときに出てきた。工事現場でホワイトボード的に使うためのシートがついている透明カバーだ。
Penholder with Lifterはなかなか店頭ではみつけられず、結局通販で買った。ペンを差す部分の内側がちょっと毛羽立っていて、最初はクズが出て失敗したかなーと思った。何度か抜き差しするうちにクズは出なくなった。
で、これで自分用の旅のしおり兼メモ帳を作って、ウキウキと11日間の海外旅行へGO。
使い勝手はとてもよかった。
だがしかし、1日見開き2ページくらいしか使わなかったので、野帳の半分くらいが余っている。次の長期旅行の予定はまだない…。