「三浦アルプス」なんていうのがあるとは、旅行会社のパンフレットを見るまで知らなかった!
ということで、近所だし、現地集合・解散だし、ということでいってみることにした。
旅行会社のレベル規定によると「登山初級」だそうだ。え、登山? やばいなぁ、登山なんて。
とはいえ、標高で言えば200mそこらに山林である。ちょっと道が悪いくらいなのかな。
2025年1月26日
旅行会社の装備案内は本格的な登山の案内っぽいのが載ってて、一応、ヘッドランプとかも持参した。服装はいつものトレッキングシューズとトレッキング用靴下、ワークマンのフィールドパンツ、冬にいつも着ているスキーウェアの上着、エアリズムとヒートテックのアンダーウェア、買ったけどずっと使ってなかった布のキャップ。普段着と違うのはヒートテックのアンダーウェア(オーロラツアーのときに買った)とキャップくらいかな。
リュックは、小ぶりのものにしておいた。荷物の量的にちょっと小さいかなと思ったが、小さくて正解、旅程の後半「軽くて助かったー」って思った。

行程はこんな感じ。
逗子駅集合で、路線バスで風見橋までいって、そこらは徒歩で、東逗子駅解散。
まず、仙元山に登って、ソッカというところにいって、森戸川林道で渓流沿いを歩いて、上二子山に登って、あとは東逗子に向かって下る。
バス停からちょっといった公園で準備体操とトイレ。トイレは1個しかなくて希望者全員が済ますまでだいぶ時間がかかった。地元民の犬の散歩場所になっているみたいだった。
木々の間から富士山が見える。今日はいい天気でよかった。




10時頃から行程開始。ツアーは27人いて、ガイドさんが二人いて二班に分かれ、さらにその中で2,3組のグループに分かれて順番に歩く。最後尾に添乗員さん。
教会の脇から山道に入る。



おお、絶景! 相模湾と江の島と富士山!!


富士山は雲がかかっていることも多いので、こんなのくっきりみえるのはラッキー。冬の晴れた日でこそ、という感じだ。
そこからさらに登ったり下ったりしてソッカというところへ。仙元山よりちょっとだけ高い。私有地なんだそうだ。
ちょっと時間は早かったが、ソッカで富士山を眺めながらお昼を食べた。
ここ、人気コースらしく、我々以外にも団体や個人客がたくさんきていた。すれ違う人も時々いた。




ソッカから一度下って、住宅地を抜けて林道へ入る。住宅地にガイドさんおすすめのパン屋があるとのことだったが、日曜は休業日だった。残念。
林道の入口は動物が通れないようにということだろうか、結構厳重だった。森戸川林道だ。
林道を抜けると二子山までは「ハイキングコース」なのだが、木の根や枯れ葉で、トレッキングシューズでよかったと思う場面多々。ハイキングコースでこうなら、登山道ってどんだけ? とか思いながら必死で列についていく。






野鳥を見に来るひとも多いらしく「鳥を驚かさないように」といった趣旨の看板が何箇所も出てきた。後半はついていくのに必死であまり写真を取っていない(^^;
途中、「お花摘み」=女性の連れション を経験した。うわー、みんな要領がよい! 初心者の自分はもたもたしていてちょっと出遅れてしまった。
二子山に上がると東京湾方面が見える。おお、みなとみらいも見える!




絶景を堪能して、このあと東逗子まで歩いていくのだが、細かいアップダウンがあって、膝と尻と腰の背面の筋肉がギブアップしそうになった。
途中、階段状の下りで「自転車は降りてください」という看板があり、なんのこっちゃと思っていたら、マウンテンバイクの人を見かけた! すれ違いだったのでその人は自転車を降りて立ち止まっていたのだが、どうやって乗るんだろう。登るんだろうか、下り中心なんだろうか?
東逗子到着は15時くらい。途中、細かな休憩はあったが、5時間くらい山道を歩いたことになる。
歩くのは別に苦ではないのだが、さすがに山道5時間は消耗した。その日は出来合いのものを買って帰宅するなり風呂。次の日も筋肉痛。回復に3日くらいかかった。
近郊を知るにはいい機会だった。負担はかかるが、自分の限界もわかったので、また何か機会があったら回復に要する日程も込みで参加してみようと思う。