Canada 4 野生動物保護区

おでかけ

だらだら旅行記、カナダへのオーロラツアー、3日目。

2024/3/14

この日も8時起床、9時朝食。夜ふかしとか時差とかあまり関係なく起きることができている。

朝ご飯はフレンチトーストをお願いした。前の晩に、何時にどの種類の朝食を、というのを申請しておくのだった。フレンチトーストも大変おいしかった。

この日は、ユーコン動物保護区とEclipse Nordic Hot Springs(旧・タキーニ温泉)に行くことになっていた。出るのは11時とゆっくりなので、のんびり過ごす。

外に出ると、明るいけど曇っており、昨日の雪がそこそこ積もっていた。北側は低いところがちょっとだけ晴れていた。

動物保護区は、怪我した動物を治して野生に戻す機能と、動物をここで自然に近いかたちで繁殖させる機能がある。そして、生態などを研究するらしい。なので、展示目的の動物園と違って、動物たちは広い敷地内を自由に動き回っていて、遠目にしか見えないやつ・姿が見えないやつなどいろいろだという。

園内はマイクロバスに乗ってまわり、バスの運転手が大声でガイドするのだった。われわれは12時からの回で、ツアーメンバーである日本人のグループのほか、香港、台湾、バンクーバーの人などが乗っていた。東洋人多め。

ガイドさんは英語で動物の生態や自然保護区の役割などを説明する。時々日本語で「シカ」とか「ヒツジ」とか紹介してくれた。

森林バイソンは、草原のバッファローと同じカテゴリーの生き物だそうだ。ここにいるのは、ここで育ったバイソンだが、人の手はあまりかけずに、バイソンの母親が子供を育てるに任せる。ただ、野生と違って餌は供給されるとのこと。

ジャコウウシは、牛というよりカモシカだそうだ。一番暖かい毛皮とか言ってた。

狐はRed Foxだそうだが、黒いやつもいる。ギンギツネだ。で、ここにいる子は左前足がなくて三足でぴょこぴょこ移動していた。

オオヤマネコは石の上にじっとしていて顔が見えない。バスの後ろのイラストがオオヤマネコだ。

シロイワヤギは丸くなって寝ていた。植物食の動物って1日中草を食べているのかと思っていたらそうでもないらしい。ヤギもトナカイも休んでたぞ。

1時間ほど動物を見て回った後、温泉へ。温泉といってもこちらは水着で入る温水プールみたいなところ。硫黄臭はなくミネラルウォーターの温水、みたいなところだ。
温泉に入る前に、ジンジャーブルーベリーチーズケーキを食べた。なかなかおいしかった。

温泉施設の中は撮影禁止なので画像無し。温度の違ういくつかのプールとサウナがあった。お湯の温度はどこもかなりぬるい。やはり温水プールっぽい。だけど、上がったあとはわりと体がぽかぽかした。やっぱり温泉だったんだ。

宿についたら、この日は強風で停電だとのこと。このあたりでは、電力供給不足の停電は時々起きるらしい。今回は倒木かなにかの停電だったので、復旧に時間がかかった。ポンプが動かないと水洗トイレが使えないとのことで、一度、外の公衆トイレに車で連れて行ってもらった。

風で雲が晴れるといいなと思ったが、北側の空は山との間に少し隙間があるくらいで曇っている。

夕飯はポークソテーだった。デザートはチョコレートアイス。

この日の夜は三日月が出ていて西の空が少し明るかった。丸く写っているが三日月である。一度寝て、月が沈むのを待って明け方にまたチェックしてみたのだが、雲は晴れておらず、西の空がぼんやり明るかった。恐るべし、月明かり。