だらだら旅行記、フィンランドへのオーロラツアー。でもオーロラは見れなかった! という残念な結末。旅行自体はとても楽しかった。
オーロラは暗ければ見えるので秋でもいいと知って、11月に行くことにした。善は急げだ。
オーロラチャンスは3晩というちょっと短めのツアーだ。極寒でオーロラを見るのは、僻地で交通手段が厳しいし、「ここにいけば必ず見れる」わけじゃないし、いくら下調べしても個人でいくハードルは高い、と思って、防寒着レンタル付き、添乗員付きツアーにした。
2023/11/15
羽田空港
羽田発なのがとても嬉しい。楽、超楽!
羽田の第3ターミナルを使うのは初めてなのでドキドキする。
11月だがまだ暑さが残っていて、スキージャケット来て移動するのは無理、ということでスーツケースにいれておき、羽田で取り出した。向こうついたら飛行機乗り換えのときにタラップだというから、寒いよね。
ツアーの受付はすぐすんだのだが、そのあとフィンエアに荷物を預けるのに長蛇の列。なにこれ。ウェブチェックインしても紙のチケットを受けとらなければいけないので、荷物預けない人も並ばねばならない。ちょっと理不尽な感じがする…。
…ツアーメンバーに、預け荷物のないおじさまが二人いた! すげぇ、身軽!! 確かに防寒着は貸してくれるけどそれにしても…。
で、フィンエアはウェブチェックインした時点で座席が自動に割り振られ、気に入らなければ追加料金を払って座席を選ぶシステムなのだ。なので、すでに席は決まっているので急がなければならない理由はない。早めに来たので出発時間が迫っているというわけでもない。30分くらい並んでやっとスーツケースから開放された。
スノーブーツはくるぶし隠すから脱ぐのかなと思っていたらそんなこともなく保安検査通過。パスポートも自動チェックの機械で並ぶことなくすぐ通過。
土産物屋にガンダムがディスプレーされていたり、ファミレスの自販機でおにぎり売ってたり。
ハンカチを忘れてきたので売店で買おうとしたら、最後の日本土産を買う外国人で大混雑。ひー!もう、ここまでで人混みに疲れてしまった。
幸い、搭乗待ちゲートは空いていた。暑くて上着脱いだ。
フィンエア
フィンエアに乗るのは初めて、だと思う。席は追加料金払って通路側にした。長丁場だからトイレにすぐ行けたほうがいいし。並びは同じツアーの人達だった。
タブレットで飛行地図とかフライトカメラとか見れてうれしい。フィンエアはインターネット接続は有料だ。そして、北極海を飛ぶのでネットは繋がらないよということだった。
タブレットに機内食のメニューもあった。メニューは一個で選べないようだ。でも予めわかると心の準備ができて助かる。席には小さいペットボトルが支給されていた。
エンタメメニューで、前回国内線で途中までしか見れなかった「フラッシュ」があったので見た。ただし、字幕がなくて吹き替え。他の映画もほとんど日本の字幕はなかった。「フラッシュ」のあとは「ダンジョン&ドラゴンズ」を見た。
で、タブレットをみていたら、飛行機が離陸するときは時速300キロくらいだしている。新幹線並なんだ!
機内食、なにやらメモがついているボックスがいくつかあって、ハラールやベジタリアンだったみたいだ。そういう対応しているから、一般客のメニューのバリエーションまで行き渡らないのかも。
で、メニューは、チキンカツ丼とそばとパンだった。そばはサラダ扱いなのか!?
デザートがブラックサンダーだった(^^;
飲み物はブルーベリージュースにした。フィンエアはこれが特徴らしい。初めて飲んだけど軽くておいしかった。以後、機内ではこればかり頼んだ。
マップアプリはおもしろいんだけど、処理が重いらしく、動きが鈍く、度々フリーズした。それならMiatみたいに簡易地図でいいのに。何度もAndroidが再起動していた。
行きは、ベーリング海峡を通過して、北極海の上を飛んでいった。13時間くらい。
あまりちゃんと眠れなかったけど、好きなタイミングでトイレにいけるので、体調は悪くなかった。
朝ごはんは卵焼きとハッシュドポテトだった。食事時間はまだ機内の照明が暗かった。ブルーベリージュースとコーヒーをもらった。さすがに一人あたりのコーヒー消費大国だけあって、コーヒーはおいしかった。
ヘルシンキからイヴァロへ
ヘルシンキ到着は現地時間で早朝。国内線への乗り換えのための保安検査と入国審査があった。ここの保安検査はペットボトルの水、OKだった。
入国審査は日本同様、パスポート&顔認識だったのだが、ちょっと認識が鈍くて何度もやり直した。審査通過したあとにスタンプ押す係の人がいたので、みんな押してもらっていた。
朝早すぎて、国際線側の土産物屋やカフェはほとんど開いていなかった。国内線側は開いていた。そこら中にムーミンショップとマリメッコがある感じ。
トイレサインは男子も女子も同じ色。これはイヴァロの空港も同様だった。ちなみに、フィンランドのトイレは、自動タオル(引き出して拭き、自動で巻き取られるやつ)が完備されていて、買ったハンカチをほとんど使わなかった。
フィンランド、水が高い! 空港だと500ml入の水が3ユーロくらいする。一番安い自販機で2.5ユーロだった。今はレートが割高だからそれを差し引いても日本の2倍くらいするね。
カフェラテはミルクがいまいち好みじゃなかった。普通のコーヒーのがおいしいのかも。
イヴァロ行きの飛行機はちいさいやつ。機内WiFiは繋がって、簡易地図を見ることができた。これが好き。(インターネットはつながらない)
すごく久しぶりに客室乗務員がデモする安全インストラクションを見た。
イヴァロはヘルシンキから1時間半くらい。上がったら降りる感じ。現地はマイナス8℃くらい。飛行機はこのあとキッテラまで行くらしい。我々が降りる間、そこまでのお客さんは乗ったまま待つ。
我々は専用バスでサーリセルカへ向かう。一面雪景色でテンション上がる。