だらだら旅行記、2023年10月、福井にいってきた。例によってツアー。
本命は福井県立恐竜博物館だったが、一乗谷の朝倉氏遺跡のガイドツアーが望外に面白かった。
飛行機は窓側の席でラッキー。
小松空港に到着。もう、恐竜モード全開。
道中の景色
一乗谷・朝倉氏遺跡
朝倉氏が何なのか行く直前まで知らなかった。織田信長に滅ぼされたってことだけ予習してきた。
ここでは”復元”といわず”復原”と表すらしい。発掘されたのは礎石とかそういうやつだけど、それを残して、井戸などは新たに当時の形に囲い直したりしている。
現地ガイドがついて、案内していただきながら回った。
復元された商人の家や下級武士の家。土間に井戸がある!
井戸の水位は割りと高い。谷なので水が豊富に流れていたと思われる。
石垣は当時のものっぽい。あちこちに溝があって水がめぐられている。厠は、金隠しが発掘されて「厠」と特定できたそうだ。
地元の人が、当時の装束で野菜売ってたり、工芸家の人が和紙や焼き物の作品を売ってたりした。なかなか頑張っている。
山城まではほぼ登山道だそうだ。殿様は普段は町に住んでいたそうだ。
近くのお店で蕎麦御膳を食べた。そばにのっていたお揚げがとても美味しかった。黒米の入ったご飯も美味しかった。
この旅行の後、ブラタモリで一乗谷の再放送をやっていたそうだが、見逃してしまった。再放送はNHKプラスでやらないんだ、残念。
九頭竜湖
紅葉を期待していたのだが、まだだったみたいだ。
九頭竜湖はダム湖で細長い。結構な高さのダムの壁があった。
九頭竜川の下流側の鷲ダム
ホテル
ホテルはホテルハーヴェスト・スキージャム勝山。目の前がゲレンデでスキー宿仕様だが、今はシーズンオフだから泊まれるのかな、という感じ。
夕方、ロビーでBGM的にピアノ演奏している人がいた。廊下の灯りに恐竜シルエット。割り当てられたお部屋は畳のくつろぎスペースがあってラッキー。のびのびできた。もちろん、大浴場は露天風呂ありの温泉。
土産物屋も恐竜づくし。爪痕ランドセルとか、ワインのラベルに惹かれたけど、買ったのはマフラータオルのみ。
夕飯はフレンチのコースで、”いままでたべたことないもの”だらけだった。
デザートは、パリパリしたガレットみたいなのの上にアイス、下にいちごクリーム、だったかな。
朝食ビュッフェもなかなか美味しかった。つい食べすぎてしまう。
白山平泉寺
神社なのかお寺なのか、区別つけにくい不思議なところ。
「御手洗池」というのが神社の発祥の地だそうだ。にぎやかなおじさまグループに大きな声で解説する人がいて、赤の他人のわれわれもついていって知った。
南谷発掘地を見に行こうとして、ちょっと時間がなくてあせった。大急ぎでいった。
福井県立恐竜博物館
マニアすぎて他の人とは完全に別行動。ここで昼食含めて3時間というツアーだったのに、ツアーメンバーに恐竜マニアはいなかった模様。マニアは個人で行くものだろうか。
永平寺
ガイド無しなので、なんとなく見て回っただけ。
帰りの飛行機は最新機種らしく、座席全面にタブレットがついていた。なんと、安全設備の説明のビデオが手話通訳付きで、しかも日本語手話と英語手話の両方をやっているっぽかった。ANA、頑張ってるね。
一乗谷はガイドさんのおかげでなかなかよかった。恐竜博物館も満足。ただ、紅葉は惜しかったなぁ、こればかりは自然のあれだから仕方ないなー。