高千穂 その7 高千穂神社

おでかけ

ダラダラ旅行記、高千穂ツアー。3日目(2023年3月12日)

ホテルのレストランが閉鎖してしまったので朝ご飯はファミマの弁当が配られた。可もなく不可もなし。
階下のファミマにカフェラテを買いに出たらあたりに霧が。

荒立神社

御祭神は猿田彦命(さるたひこのみこと)と天鈿女命(あまのうずめのみこと)。芸能の神様とも言われているそうだ。
猿田彦というと、手塚治虫の「火の鳥」の猿田彦が目に浮かんでしょうがない。

拝殿の裏に七福徳寿板木(しちふくとくじゅばんぎ)というのがあって、7回打つと願うが叶うそうだ。自分の干支のを探し回って打ってみた。山の中をうろつくの、楽しい。板木の干支の絵が可愛い。

寅を7回打つ・7秒

高千穂神社

御祭神は大勢いる。高千穂皇神(たかちほすめがみ)6柱と十社大明神(じゅっしゃだいみょうじん)10柱だそうだ。今までできた瓊瓊杵命とその息子・孫+彼らの配偶神で6柱。神武天皇のお兄さんの三毛入野命(みけぬのみこと)とその妻・鵜目姫命(うのめひめのみこと)とその子どもたち8柱で、10柱。
神武東征では3人のお兄さんも一緒に東征したが、生きて宮崎に戻ってきたのは三毛入野命だったとのこと。

ツアーグループで正式参拝ということで、拝殿に上がった!
祈祷というかお祓いというか、なんかするんだが、巫女さんがいて太鼓を叩いたり、「低頭」の指示があったり、立ったり座ったり…。ツアー参加者の一人が代表で玉串を捧げたり。滅多に無い体験ができた。
祝詞はお経と似ているがほぼ現代語で聞き取れなくもない

儀式後、宮司の後藤俊彦さんから、さくらの「さ」は農作物をあらわし、「くら」は保管庫の倉をあらわすと行った意味のお話があった。
写真撮影可というので、ここぞとばかり撮りまくった。
本殿の正面、わりと簡素。寺院とちがって像がない。紙垂(しで)しかない。紙垂は邪気を払うシンボルだそうだ。十字架みたいなものか?

ここには、源頼朝が奉納したと伝わる鉄製の狛犬ある。屋内に置かれていた。吽のほう、鋳造したものを張り合わせったっぽく、顔の中心線が…。
本殿手前、拝殿との間にもひっそり小さい狛犬がいた。こちらも吽がオモシロイ顔をしている。

拝殿は椅子がならんでいるところ。両翼に鉄製狛犬や神楽の面が置いてあった。

秩父杉という、源頼朝の代参・畠山重忠が植えたという杉がある。えー、東武者、こんなところまで来たのか。

高千穂神社の境内に、荒立神社とは別に荒立宮と、四皇子社がある。

参道の狛犬は、子犬を抱えていた

国見ヶ丘

神武天皇の孫の健磐龍命(たけいわたつのみこと)が九州統治の際に国見をしたという丘。
阿蘇の山々がお釈迦様の涅槃像に見えるとのこと。看板を見ると上向きに寝ている。あれ、涅槃って横向きじゃなかったっけ?
霞んでいてよくみえなかったけど、かろうじて頭の部分だけ見えた

このあと、いよいよ高千穂峡。